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きもの暦

お着物 大好き♪ 四季折々楽しんでいます。

塩沢紬

只今 月末・月初のお仕事モード・・・
お仕事モード解除の第2週にお茶友とお出かけ予定
お仕事ひと休みのときに あれこれ組み合わせ考えるのも
楽しい気分転換・・・

あらら・・・ 誰かさんに気分転換の方が長いかな?と(=笑=)

9月は単の季節とは言うものの 旧暦とは異なり
暑さがまだまだ厳しい昨今
1週目は濃い目のお色の薄物 帯は絽を
2週目は単でもサラッと軽めの単を纏い 帯は少し秋色・柄に
3週目は単に単の帯
4週目は単に袷の帯

長襦袢や半衿も絽を纏いますが 
白からクリーム色やサーモンピンクなど中間色へ
(母の絽の長襦袢が黄ばんでいたので 秋色のベージュに染め仕立て直ししました)

第2週のお出かけに 単の塩沢紬にモダンな鹿のすくい織り
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母の洒落袋 お色と柄が初秋を感じますsyarebukuro-shika

房州しつけ

便利な小物 房州しつけ・・・
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母は帯締めの房を 使う度に和紙でくるくるっと包んでいました。
お手入れしながら 使った日の時々を想い返していたのでしょうか

ちょっと優れものを見つけ愛用しています。
プラスチックのロール 繰り返し使えますし
帯締めの房が広がらず 綺麗に揃います。
未使用の左の房 広がっていますfusashituke2


いつでも綺麗に使えるように 出番を待っています☆⌒/(=^∇゜)v ♪
fusashituke3

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時計・・・

お着物の時の懐中時計
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右の時計は10年ほど前にお茶友からのプレゼント♪
桜の模様の七宝焼き 大好きなブルー系をいただきました。
勾玉の根付は 銀座4丁目交差点からちょっと入った石やさんで見つけました。
翡翠色で優しい形

左の時計は鼈甲の縁取り
組みひもの長めのストラップ 帯揚げに通して結び帯の中に・・・
銀座かなめ屋さんで5年ほど前に購入
鼈甲の楊枝(お茶の)を求めに出かけたのですが
お気に入り見つけてしまいました(●^o^●) 

あらら・・・ 時間がずれています 電池取り替えましょ~
お気に入り 長く使いたいですものね☆⌒/(=^∇゜)v ♪

藍染

某新聞の日曜版 be on Sunday
ジャパン・ブルー 千年の色 この文字が目に飛び込んできました。
記事を抜粋すると・・・

幕末から明治初めにかけて来日した欧米人にとって
日本の色は青でした。
「ジャパン・ブルー」それは天然の藍 植物タデアイから生まれた。
刈り取った生の葉を刻んで水中で30分もむ。
緑色の液が出来た。
その中に絹の布を泳がせること30分。
その布を空にかざすと みるみる澄んだ青になった

染料は化学式で表せる。 
しかし天然の深い藍は解析できないような不純物がかもし出している。
奈良・正倉院宝物の青・・・ 
千年たっても色あせず生葉に近い 柔らかな色



そんな訳で この着物を取り出してみました。
藍染・・・ よろけ模様の木綿の着物
帯も板絞りの藍でaizome1

藍の微妙なグラデーションaizome1a

明後日のお出かけはこの組み合わせに決まり~♪(●^o^●)

板絞り
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柔らかい布地の特性と堅い木の板が、無限の模様を創りだす。
板締めに相性の良い布地は薄くて柔らかいのが良い。
もちろん藍染にも相性がある。
折り込む布地がパターン化するため、幾何学模様になりやすい。


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絹芭蕉布

モダンな絹芭蕉布の染めのお着物・・・
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いつもの髪型ではなく 夜会巻き風で襟足スッキリにまとめ
バックも持ち手がワイヤーの竹のバック
シャキッ!とした雰囲気で☆⌒/(=^∇゜)v ♪

羅の帯は喜多川平朗作ra-kitagawaheiro

帯締め&帯揚げで少しソフトな雰囲気に
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扇子いろいろ♪

実家へ帰った折 母から象牙の扇子を頂く♪

体調を崩してほとんど着物を纏わなくなっている母。。。
40代 50代 60代の着物や帯は 
この10年間の間にほとんど私が持ち帰り 
お手入れし愛用しています。
義妹はこれから少しづつ着る機会が出てくると思うので
ちゃんとお手入れをして 廻せる様にしておこうと思っています。
彼女からも「お姉さま お手入れよろしく~♪」と(●^o^●)

お着物だけではなく 愛用の小物を楽しみながら使っている様子を
見たり聞いたりするのが楽しみのようです。 

年季の入った象牙の扇子sensu1a

飾りの房は色が変わり紐は弱くなっていて切れてしまいました。
レースの袋に入れ 母が大切に使っていた扇子

白檀のお扇子を使っているのですが せっかく良い感じになってきた頃
欠けてしまい/(=・・,)グスン
ちゃんとバックにしまうときには袋に入れているのですが・・・
母と扱い方がどこか違うのでしょう
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欠けてしまったお扇子・・・ お仕事机の上に置いてあります。
艶が出てきて愛着があるので 処分できず手元に
ちょっと使う分には支障ないのですものd(=^-^=)~~ネ!

TPOで使い分けるお扇子sennsu3

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紗紬

紗紬
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夏の紬の 透け感のあるものを紗紬と呼び
撚りを掛けた糸や生紬を使って シャリ感を出したものの総称です。
(夏大島紬、夏黄八丈、夏塩澤・・・)

う~~ん いまいちはっきり分からないのですが・・・
この紗紬はどこの夏紬なのでしょう?
14~15年前というと 母は十日町紬やしょうざんの紬を好んでいたような
気がするのですが・・・

syatumugi

絹紅梅・綿紅梅

太さの違う糸を経緯に配して表面に畝を浮きたたせる紅梅織

絹紅梅は長襦袢と足袋を合わせ 夏のお出かけ着として重宝しています。
シャリっとして風が通り抜け 見た目も涼しげな印象です
浴衣は昼間は濃い目のお色 夜は白っぽいお色が映えると
母が言っておりました。
その言葉どおり 昼間のお出かけ用に紺の絹紅梅
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お祭りなど夜のお出かけには白の綿紅梅
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用意してくださった母上 ありがとう~(●^o^●)
夏のシーズンに1~2回 後のお手入れしっかりしているので
こちらも10年選手です(=笑=)

生地の違いをアップで・・・
細く撚りをかけた絹糸の間に太い綿糸を格子に通して織られた生地
薄い絹のシャリ感と太い綿糸の調和が独特な夏のきもの地
絹紅梅kinukoubi2


絹紅梅の絹の代わりに綿を・・・ 薄手の地に太目の糸を織り込むことで、
布面に縞状や格子状の凹凸を現した木綿織物。
綿紅梅menkoubai2

夏帯

当時 帯をちゃんと結べない娘のために 
少しでも 手早く着付けできるように・・・
重なりを少なくして 暑さを軽く・・・
そんな思いから 2部式の帯をいろいろ用意してくれました。
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胴とお太鼓部分に分かれています。

紗の献上博多帯syahakataobi
十数年使っているので 汗しみでポチッと変色しているところが 少しあります

羅の帯natuobira


以前にもお話したと思いますが 高級リサイクルショップで
新古品でゲットしました モダンな柄行の芭蕉布の帯
お気に入りなのですが 張りがありゴワゴワとしています。
使用する前日の夜 霧ふきしておき 締めやすくします。
芭蕉布basyoufu1


basyoufu2


夏涼しく着るために・・・

十数年前に 茶道の大先輩の方に
「夏に着物を着こなすと 自信になり
  どんな時でも着こなせるようになるわよ。」と アドバイス頂きました。

夏に着物・・・ 考えることは汗対策&着物の手入れ
肌襦袢や裾除けを麻の物に
小物(帯板・帯枕・伊達締めなど)夏用のメッシュタイプに
そうそう・・・ ヘチマの帯枕があるんですよ。

バックに小さなアイスパックを持ち歩いたり
最近はお熱が高いときに ピタッと貼れる「冷え〇〇」を
1~2箇所に貼っておりますぅ(=笑=)

しゃきっと着るために 身につけながら気持ちもキリッと
それでも暑いときは暑いのですが・・・

ではでは・・・ 実践編~♪
伸縮自在の和装ブラジャー&和装コルセット 着装~♪
正絹の和装スリップkomono1
肌襦袢と裾除けが一体化されていて使い勝手が良く 通年使っています。


長襦袢(麻の着物には麻と素材を合わせる。 すぐ洗える物など)
半衿をつけたまま手洗いできる東レシルック素材
優れものと説明いろいろaraerusetumeisyo



着物のお手入れは・・・
まずは風通りの良いところで 陰干し

いろいろ工夫していらっしゃること お教えいただけますか?

帯揚げ♪

夏の白い帯揚げ探していたのですが
お気に入り 見つかりました~(●^o^●)
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白地に雪輪  控えめながらお洒落な柄行です。
爽やかで涼しげな帯締めもゲット♪

そして・・・同じ雪輪のお色違いも 
色目が変わると雰囲気も変わってきますよね。
帯締めは荒磯模様が織柄のお洒落な一本み~つけた うふ♪