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きもの暦

お着物 大好き♪ 四季折々楽しんでいます。

塩沢紬 Ⅳ

昨日と打って変わって 冷たい雨の一日でした。。。
月末・月初のお仕事モード・・・
お出かけ無しでデスクワーク
うふ♪ 一日 お着物着ていられるわ(●^o^●)

お着物で机の前に座っていて 足元の暖かなこと・・・
長い水屋着着れば 2U^ェ^Uと遊べるし 抱っこしても大丈夫!

そんな訳で汚れが目立ちにくい色目・・・
すっきりしゃっきり立ち姿・・・
こんな組み合わせにしました。 shiozawa4


以前締めた洒落袋・・・ 裏側を使うことにしました。
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昼夜帯って重宝しますよね。
裏と表で雰囲気変わりますもの~♪
手元にある昼夜帯 調べてみることにいたしましょう

鏡開き♪

1月11日 明日は鏡開きです(●^o^●)
kagamimochi

お豆が大好きな私・・・ いつも前日に小豆を煮ます。
友人に頂いた 北海道産の大納言 
甘さ控えめに ことこと煮る事にいたしましょう~♪

圧力鍋を使えば早いですよね。
黒豆や大豆など お豆類いつも圧力鍋で煮ているのに
なぜか 小豆はことこと・・・
そうそう 以前古くなったポットに小豆とお湯をいれ
一晩置いて 次の日に小豆をお鍋に移し変えて煮たことがあります。
この方法も手間がかからず 小豆はふっくらでした。

昔・・・ 
武家では武具に供えた鏡餅を下げて雑煮にすることを
刀柄(はつか)を祝うといい
女性は鏡台に供えた鏡餅を初顔(はつがお)を祝うと言って
20日に行われていました。

しかし徳川三代将軍家光が1月20日に亡くなってから
蔵開きの1月11日が鏡開きとなりました。

鏡開きは刃物を使わず木槌で たたいて割るのがしきたりです。
武家社会では切腹を連想させるかららしいです。

開いたお餅はお汁粉や揚げかき餅にしていただきます。
これは鏡餅の中に宿る歳神様の魂を分け与えてもらい
一年の幸福を願うためとのこと。。。

正倉院模様・・・

新年のお呼ばれに・・・ 格調高く正倉院模様の帯と無地の着物
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帯は15年ほど前に母から・・・
合わせるお着物のイメージが湧かず 出番がなく仕舞い込んだままでした。

一昨年の暮れ 友人が行きつけの呉服屋さんでバーゲンがあるのでお見立てに付き合って
とのことで ご一緒いたしました。
私は購入予定はありませんでした。

ところが・・・ 正倉院模様が浮き出るように織ってある白地の反物を見つけた時 
使われず眠ったままの帯がふと 浮かんできました。
染めるお色を帯に合わせ 紋を入れれば 格調高い組み合わせになるのでは。

寒さの厳しい時期に染めると良いと聞いておりましたので
早速依頼・・・ 仕立て上がりが遅れ弥生のころ
春にはやや重い感じかしらと 結局昨年は袖を通さずじまい 

今年 お呼ばれの「初釜」に纏います。

先日 実家へ参りました折 母に話しましたところ
「まぁ♪ やっと出番が来たのね(●^o^●)」と喜んでいました。

せっかくの母の想いを永い間 待たせてごめんなさい・・・


七草粥

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1月7日・・・七種粥
       中国から伝わり 平安時代から宮中で行われ
       正月の人の日であったことから人日(じんじつ)と
       呼ばれていました。

六日に若菜を摘み 七日の朝に刻み 粥を炊き上げる
   七草 芹(せり)
      なずな(ペンペングサ)
      御形:ごぎょう・おぎょう(ハハコグサ)
      はこべら(ハコベ)
      仏の座:ほとけのざ(キク科のタビラコ)
      すずな(カブ)
      すずしろ(ダイコン)

七草粥は神前 祖霊に供え 無病息災を祈り食します。
この風習は 元旦からお節や雑煮の食べすぎ 飲みすぎによる胃腸の疲れを休め 
春の光を待ちわびて芽吹く 緑黄色野菜のカロチンやビタミンの栄養・薬効を
体に取り入れる先人の優れた知恵です。

ほっこりと・・・

寒い季節には 暖かそうな色目や柄を着ることが多くなります。
今月はこんな組み合わせで・・・

塩沢紬 Ⅲ
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裾が濃い目のサーモンピンク・・・
胸に向かい少しずつ織り糸を明るいトーンに織ってあります。
纏うとき ほっこり優しい気持ちになります。
帯はきりっとした黒地の紅型模様名古屋帯

生紬
ちょっとモダンな雰囲気のミニ薔薇で縞模様・・・
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帯は無地の紬を合わせました namatumugi2a

初夢はいつ?

      明けまして おめでとうございます。
       今年も 宜しくお願いいたします

お着物大好きなσ(=^・^=) ̄ 驀進いたしますので
どうぞ ご一緒に楽しんでくださいませ♪

初夢 宝船七福神と廻文
 夢は神仏の示し
 その昔から夢は単なる生理現象ではなく 神仏の示しであると
 信じられていました。
 
 金銀財宝を積んだ宝船に にぎやかに七福神を乗せた絵を 
 枕のしたに敷き
 永き世の遠の眠りのみな目覚め 波乗り船の音のよきかな 
 廻文を三度唱えて寝ると良い夢が見られると信じられていました。
 

さてさて表題の「初夢はいつ?」ですが・・・
西行の歌に
     年くれぬ春くべしとは思ひねの
           まさしくみえてかなふ初夢

 
                立春の朝よみける とあります。
したがって平安時代からの初夢は立春にあったことになります。
宝船は関西では節分に諸社寺で頒布されましたが
   江戸では正月早々宝船売りが売り歩いたとのことです。

現在では初夢を元旦の夜から二日にかけてとするのが一般的です。
貴方はどんな初夢ご覧になりましたか? 【“初夢はいつ?”の続きを読む】